検査機器・医療機器について

脳波検査

脳はその活動にともなって常に微弱な電波を出し続けており、それは頭の表皮上におけるわずかな電位差(電流は電位の高いほうから低いほうへ流れる)となってあらわれます。その電気的な変動を頭部に付けた電極でとらえ、増幅し、波形として記録するのが脳波検査です。
けいれんを起こしたとき、意識障害がみられるとき、症状には出ない軽い意識障害をみつけようとするとき、てんかんが疑われるときなどに行われ、脳腫瘍などの診断にも有用です。

3.0TMRI

3.0TMRI

3.0T(テスラ)という超高磁場の中で撮影を行うため、とても詳細な画像が観察できます。特に今まで不可能だった初期の急性期脳梗塞の描出が可能となったため、いち早く治療へと結びつけることができます。
なお、認知症診断に関しても、委縮の程度を数値化することにより診断支援できるようになりました。また、造影剤を用いずに全身のあらゆる血管を撮影でき、脊髄や関節系も高精細かつ短時間に撮影できます。
ただし、体内金属がある場合は撮影できない場合があります。